2007年1月 9日 (火)

形見わけ②

(前回のづづき)

私はうちに帰ってから、おばぁちゃんの通帳のことを夫に話しました。

夫は思ったとおりの反応をしてくれました(笑)。

夫「ご苦労さん、それ受け取っても俺らは一生使えないもんね。それにその通帳が原因でQの家族がケンカにでもなったら、Qのばぁちゃん悲しむもんな。」

ナーイス!

よくわかってんじゃん、さすが腐ってもわが夫!でもその後の一言が…

夫「…Qさ、ばぁちゃんの仏壇おまいりしなかったよね?」

あ、…忘れてた。ごめーん、ばぁちゃん(汗)。旦那が理解してくれるか不安で忘れてた(ハイ、いい訳です)。いつも心の中でお参りしてるからいいよね(いいはずがない)、それにばぁちゃんがいるの、仏壇じゃなくてQの傍だもんね(なんちゅう孫だ)

こうして、ばぁちゃんの形見わけはおわりました。

ほんとは、私名義で積み立ててくれた通帳も断ろうと思ったんだ。私はばぁちゃんの形見をもう持ってるから、ばぁちゃんが死んでからずっと持ってるから。近所のスーパーの満タンに貯まったポイントカード。元気なときにばぁちゃんが、一生懸命に貯めたやつ…これも私の名前なんだよね(ダメだ、打ってて涙が)

Pointcard_2

もう使えないんだよ、お店で取り扱ってないんだよ。

ばぁちゃん、わたしのばぁちゃんはここにいるもんね。だから他には何もいらないんです。

そうそう、ばぁちゃんのくれた私名義の通帳は夫と話し合いの結果

念願の結婚写真を撮る費用にしたいと思いまーす。

v(≧∀≦)b

ばぁちゃんも、見たがってたもんねぇー、私のウェディングドレス姿…。

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2007年1月 8日 (月)

形見わけ①

年明けに、実家に帰ったときのこと…

実家は年末に引越しをし、そのとき沢山のばぁちゃんの遺品が出てきた。

以前に書いたとおり、わたしとばぁちゃんは私の結婚の時にひと騒動あったんです。

おばぁちゃんはかざりっけのない人だったけど、お父さんが与えたコートやら貴金属やらブランド物やら沢山出てきたらしい。ほとんど未使用で。

お父さんは、母や親戚の女連中に欲しいものを取らせた後、使ってない一部屋にあまったものをまとめ、その部屋をばぁちゃんミュージアムと名づけていた(笑)。

そして父はその部屋に私を呼び出し…

父「これが出てきた。」

そういって私に手渡したのは、私名義でばぁちゃんが積み立てた貯金通帳(30万円程度)。嬉しくって涙が出た。そして父は話を続けた。

父「これは他の人みんなに内緒だ、母さんにもだぞ。ばぁちゃんに、『これは、全部Q(わたしのこと)にやって欲しい』といわれた。」

ばぁちゃんの通帳(300万円程度)でした。父がみんなを説得してから渡すといわれましたが、断ってきました。ばぁちゃんゴメンネ、ありがとうネ。でも、受け取れないよ、ばぁちゃんを殺したの、私みたいなものだもん。

父に、仏壇を変えるときや、お墓をきれいにするときに使ってくださいといってきました。

長くなったんで、明日また書きます。

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2006年11月22日 (水)

ばあちゃん大好き

明日は、ばあちゃんの一周忌です。実は私、大のおばあちゃん子です。

私(とある理由から)、夫との結婚を大多数の人に反対されてたんです。夫家的には問題がなかったんですが、私家的には両親を含めて大反対。それを説得するのは私の役目でした(自分で説得しようと思ったんです、旦那に頼んで破局になるのやだったんで)。

ところが大喧嘩!家を飛び出し、旦那の家に転がり込みました。旦那の家には優しくしてもらったものの、実家とは絶縁状態。そしてその状態で一年近くたち、『はぁ、もう黙って籍入れちゃおうかな』と思っていた矢先、……プルルルルル。

珍しく母からの電話。出てみると…『ばあちゃん、検査でがんが見つかったよ。すい臓癌、手の施しようがないって』。

もう目の前、真っ暗でした。ばあちゃんは、私が家を出た後、毎日浴びるように酒を飲んでは、「結婚は許さない」と言っていたそうです。私は、「結婚は許さない」って言われる恐怖と、私がばあちゃんを癌にした(酒を飲む原因を作った)という思いから。なかなかお見舞いにいけませんでした。

ですが、母から「腹水がたまり弱ってきている」といわれた時に見舞いに行こうと決意しました。旦那に付き添われ、恐る恐る病室に行くと、ばあちゃんは私と旦那を見るなり、

『Q(私のこと)、Pさん(夫のこと)、あんたらの結婚は私が命に代えて絶対みんなに認めさせてやる。安心しな。』って。もう、見る影もない位、げっそり痩せた姿で……。その後、医者の余命三ヶ月という予想に反し、みごとに一年間生きてみんなを説得してくれ、私たちの結婚を見届けてから、ばあちゃんは静かに息を引き取りました。

ばぁちゃんゴメンネ、私がばあちゃんを殺しちゃったんだね。私死ぬまでばあちゃん子だよ、本当にありがとう。……それなのにウチのバカ亭主、事件なんぞ起こしやがって。明日の一周忌、親戚のみんなに合わす顔がないっちゅうねん。

ばぁちゃん、ばぁちゃんが命がけで決めてくれたこの結婚、事件くらいじゃ離れませんのでご心配なく。

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